山行報告

Peru ピスコ
1998年9月10日〜9月13日
村上、金子


 高度順応をするには最適のやま。BCからのアタックも可能なので、3日に短縮することも。

 ■記録


9月10日 ワラス(7:00)->ユンガイ(10:00)->ヤンガヌコ(12:00)->B.C(14:30)
9月11日 B.C(14:00)->C.M(16:00)
9月12日 C.M(6:30)->頂上(14:30)->C.M(18:00)
9月13日 C.M(9:30)->B.C(10:30)->ヤンガヌコ(12:00)->ユンガイ(14:00)->ワラス(16:00)

9月10日 くもり時々雨

ヤンガヌコでブーロを借りる予定であったが、借りられずポータを雇うこととなる。(50ソル)B.Cまでははっきりとした道ができていて迷うことはなく2時間ほどで行動を終える。1996年時点では、このB.Cポイントに小屋を建設中であった。このためB.Cにはインディオ達がきていて晩御飯をご馳走になる。
左の写真はヤンガヌコの小屋の前にてきれいな湖と渓谷に思わずたそがれてしまったところ。


9月11日 ひょう

朝から昼にかけて雹が降る。この中でC.Mまで歩くのは危険と判断し、停滞する予定であったが午後から日が差してきたためC.Mまであがる。B.Cより30分ほど急登を登りモレーナに入る。下る場所は一箇所だけであったが、足を滑らせないように慎重に下る。モレーナからはC.Mまで所々置石がありここでも道に迷うことはない。2時間ほどでC.Mに到着。C.Mの脇には池があるがとても飲めそうにない。ここからはワンドイがきれいに望め最高のシチュエイションである。水は20分ほどあがった氷河の末端でとることができる。

9月12日 はれ

昨日インディオたちに天気を聞いたところ晴れるということなのでアタック日とする。こんな場所では満足の行く天気予測ができないため、やはり現地の人の勘にたよるのが正解そうだ。出発して30分ほど露岩帯の尾根を登りそこから氷河に入る。 クレバスは少なくトレースもうっすらのこっていたためワンドイ-ピスコのコルまでは問題なかった。当然コンテはしていたのだが。コルからはアルテソナフがきれいに見える。

コルより頂上までは急登が続く。(40度前後)稜線上をあるくのではなく、パロン湖側を歩いていくと氷柱をもった大きな壁がでてくる。壁の手前はクレバスが多くスタカットで進む。さらにそこを1時間ほど進むと15m 70〜80度の壁がでてくるが互いに確保をしながら慎重にのっこす。稜線は比較的太く、急な雪面をピークに向かってひたすらあるく。 さすがに5500mあたりから1歩進んでは休むの繰り返しで高度が稼げない。 出発してから8時間でやっとピーク(5752m)を踏むことができた。ゆっくりしていられるわけもなく頭も痛くなってきたので、さっさと下山する。くだりはそのまま登ったルートをトレースする。くだりは一箇所懸垂するポイントがあり、スノーバーがなかったためピッケルで支点をつくり一人懸垂させる。その後、下であまり意味のない確保をしながらクライムダウンする。スノーバー一本でもあればよかったのに。と後悔する。

9月13日 はれ

C.Mから走ってヤンガヌコまでくだる。 この山行にあたり、できる限りの軽量化を図った。理由としては、高度障害による体力の低下をすこしでも軽減するためだ。だが、あまり効果がない。基本だが、しっかりと装備はもっていきましょう。

最初っから高度順化でPiscoに登っとけばよかったんだよね。今回のペルーは登る順番があべこべすぎてわらってしまいます。。ほんと無知ってこわいなぁ。
つまり、普通に高度順化をしていれば、Piscoはゼンゼン難しいやまではないのですね。多分。。



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写真説明
BCにて。小屋の建設にきていた現地のひとからスペイン語を習っていたところ。晩御飯を彼女たちにご馳走になりました。
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写真説明
ワンドイをバックに。

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写真説明
ピスコの頂上。寒いわけでもないのだが、なんとなく雰囲気をだすためにもってきた防寒具をすべて着込んでみた。

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写真説明
ピスコ全景。スカイラインをトレースした。

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写真説明
氷河末端に取り付いたところ。ここを越えるとアルテソナフが綺麗に見えた。

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